未来に先回りする思考法を読んだ

未来に先回りする思考法
未来に先回りする思考法

未来に先回りする思考法を読んだ

いろいろモヤモヤしていて、キャリアを考える参考に読んだ。
基本的に自分の価値観の中で生きている人間だが、そうではなくてもっと大きな視点で未来を考える必要があるなと思った。

自分のいるスマホゲーム業界も、コンシューマゲームの歴史を辿っているとよく言われる。
PlayStationMobileは流行らなかった(僕的にはちょっとはやすぎた)けど、任天堂がDS系とは別で、端末+専用ストアでガチなの出してきそうな気はする。

はじめに

社会の変化を点ではなく、一本の線として考える。

第1章 テクノロジーの進化には一本の「流れ」がある

テクノロジーは人間を拡張するものである。いずれ人間に教育しはじめる。

人間は課題を解決するテクノロジーを発明します。そして時を経るにつれそのテクノロジーは社会構造に深く組み込まれていき、いつしかテクノロジーの存在自体が人間の精神や行動を縛るようになります。

第2章 すべてを「原理」から考えよ

国家の中だけで起こっていた変化が、テクノロジー(インターネット)の進化でどんどんボーダーレスになり、世界の変化になっている。
その点において、自国以外への影響力の弱い国家よりも、企業のほうが今後重要視されていくのかなと思わされた。

日本からイノベーションが起こりにくいのは、イノベーションをする「差し迫った必要性」が日本社会に存在しないのです。

その「必要性」をより効率的に満たすことのできるテクノロジーが普及したとき、社会システムに変化が生じます。

今の時代に当然とされているものを疑うことができるという能力は、未来を見通すうえで重要な資質です。

国家は税金をもとに国民の需要を満たしますが、民間企業は資本主義の原理の中でユーザーの需要を満たしている。

より効率的でよりスピーディに資本を増やしていく方法を探していくと、経済の中心は農耕や工業から、金融や情報通信の非物質的な分野に移っていくのが必然的な「流れ」です。

これまで国家が行ってきた膨大な情報の管理も、民間企業や個人がつくったシステムで同じことができてしまう時代です。

場合によっては、国家よりも民間のほうが効率的かつ低コストでできてしまう業務は多数存在しています。

実際はビジネスお政治も、目的はまったく一緒で、そのアプローチが異なるだけです。何かに困っている人たちのニーズを汲み取り、その解決策を提示するというプロセスは共通しています。

第3章 テクノロジーは人類の敵なのか

テクノロジーの進化の速さを感じ、本当にターミネーターのスカイネットのようなものが生み出されるのではないかと思わされた。

今後、テクノロジーが発達すればするほど、ユーザー1人ひとりの特徴に合わせた(パーソナライズされた)サービスが提供される。

パーソナライズは利便性をもたらす一方、行きすぎれば新しいものとの出会いをなくしてしまう可能性があります。

企業の80%のリソースを経営陣の意思決定どおりの仕事に費やし、残りの20%のリソースを社員の意思決定に任せる。これにより、企業全体がおかしな方向にならないようにバランスをとっているのです。

第4章 未来を先回りする意思決定法

WindowsとMacの関係と、AndroidとiPhoneの関係のパターンの話。
「成功しないのでは?」と思っていたが、過去のパターンから成功する可能性が高いことがわかり、データを信じて成功した事業の話などが面白い。
自分の許容範囲を超えて未来は進んでいくから、常識にとらわれず、パターンを見極め、かつ予測を裏切られることは常にあるので構えず許容することが大切だと思わされた。

時代の急速な変化によって、かつで自分が選んだ道が最適解ではなくなってしまうということはたびたび起こります。

彼らが共通してもっているのが、「世の中の流れを読み、今どの場所にいるのが最も有利なのかを適切に察知する能力」です。

自分が持っている手持ちのカードをきちんと把握し、電車が来るまでの残り時間の中で、足り以内条件を揃える必要があります。

将来的に新しい情報が得られるであろうことを考慮に入れた上で、一定の理論的な矛盾や不確実性をあえて許容しながら意思決定を行うことが、未来を先回りするための近道です。

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エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にするを読んだ

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

「より少なく、しかしより良く」

「エッセンシャル思考」=「より少なく、しかしより良く」という生き方を目指すための指南書です。

仕事でもプライベートでも「やらなければいけないこと」はたくさんあるが、本当にやらなければいけないことのなのか?
やることによってどういった価値が生まれるのだろうか?
そういう考え方で「本当に重要でやらなければいけないとこ」を選び「本当は重要ではなくやらなくていいこと」を捨てることが大切です。
そうすることで「より少なく、しかしより良く」を実現していきます。

「本当に重要でやらなければいけないとこ」「本当は重要ではなくやらなくていいこと」を見抜くには?

すぐに行動には移さずに、きちんと選択する。

選択する基準は、一度本当に重要なことか100点満点で点数をつけて90点以上かどうか。

正しく採点するために睡眠をしっかりとって頭をすっきりさせること。

考える時間をきちんと確保すること。

今重要なことは何かを考える。

本当に必要なことかどうかを見極めるには、自分から動いてでもそれが欲しいかどうか。
自分はそれをもっていない場合に、欲しいと思えるかどうか?

目標を完全に明確にする。

編集するということが大事。
本質を見極め、余分なものを取り除く。
シンプルにする。

やってきたことに縛られず、もったいないという気持ちを殺す勇気が必要だ。

境界を決めて守る。
例えば土日は仕事をしない。のようなルールだ。
一度でも境界を壊せばそれが普通になってしまう。

境界を決めずに何でもやるというのは無理であり、思い上がりだ。

本書では、仕事の依頼であっても「本当はやらなくていいこと」と判断したものは断るというスタンスを貫いている。
しかし、現実問題としてそんなことばかりやっていれば仲間から嫌われかねない(特に協調性を重んじる日本では危険)。
そこで「捨てる技術」も示されている。

捨てる技術

全てを断れと言っているのではない。
絶対にやるべきこと以外を上手に断ることが重要だ。

うまく依頼を断ることは「自分の時間を安売りしない」というメッセージ。
これはプロフェッショナルの証であり、結果的に信頼をえられる。

曖昧なイエスはダメ。
待たされた挙句良い結果を得られないならば、いっそのこと断られた方が良い。
そういう相手の気持ちを考える。

「ノー」をいうことは優秀な人の必須スキル。
スキルなのだから最初から上手くはできなくてあたりまえ。
練習することが重要だ。

自分のことは自分で守る。

他人の問題を横取りしない。
その人が問題を書行けるできる能力を身に着けることが出来なくなる。

本書ではエッセンシャル思考を続けていくために「仕組化する技術」にも触れられている。

仕組化する技術

万が一に備えてバッファをつくる。
時間見積もりは自分の考えの1.5倍。

ボトルネックを改善することが重要であり、ただ単に仕事を増やせばいいというものではない。
むしろボトルネック改善によって仕事を減らすことが成果につながる。

一気に大きなことをするのではなく、小さなことを積み重ねていけばいい。
進捗を可視化することも重要だ。

無意識の習慣になれば一番いい。
習慣化する方法は「トリガー」をつくることだ。
最初は違和感があるだろうが、続けていけば習慣化する。
何もかも一気にやるのでなく一つずつやれいい。

エッセンシャル思考を実践する方法は二つある。
今の自分に上手く組み合わせる方法。
エッセンシャル思考を自分のベースにする方法。
後者の方が効果は高い。

感想

かなり尖った考え方が示されており、もし会社ですべて実践するとチームワークがないと評価され解雇されてしまうのではないかとすら思ってしまうほどだw
それはさておき。

エッセンス自体は本当に実践しようと思えるくらいに良いことが示されている良書だと感じた。
強い自分の意志をもって周りに流されずに突き進んでいこうと勇気づけられた一冊でした。

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